前回以降の進行内容は以下の通りです。

■『ウルトラプローブ救命艇』の完成品の製造準備では初回ロット分の製作を引き続き進めています。前回までに船体のホワイト塗装を終えておりましたが、下地の黒が薄く見える状態を生かした塗装は撮影モデルとイメージ的に違うという判断となり、船体はホワイト完全塗装ということでホワイトの塗装をさらに行い、その上で船体側面スラスターにある十字形の黒色塗装を行いました。現在はデカールのデータを作成していますが、白色が印字できるMDプリンターの持つ印字上の問題点を解消するためにインクジェットプリンターを使ったデカール作成を試みましたが印字後に印字面がハゲやすいという問題があり、コンビにプリンターで印字テストを行っているところです。

ヤフーオークションやメルカリ、直接のご注文を含めた販売はさらに遅れ1月10日頃からになりそうです。またあまりにも時間がかかる製品のため販売単価の値上げ（98000円前後）を検討しており、79800円での販売は初回ロットで最後になるかもしれません。ご注文、ご予約をお待ちしています。

『ウルトラプローブ救命艇』超限定数製作1/48完成モデル　価格79800円
　　全長約２8０ミリ
　　ディスプレイベース付属　
　　連結アーム手動同時開閉
　　推進ノズル手動での角度変更可能
　　定価 79800円（税込み送料別）/ ヤフーオークション等出品価格 88600円
　☆特設ページ開設中 → 『ウルトラプローブ救命艇』特設ページ

■『ポリススピナー1/43スケール完成品』の製作では引き続き『ポリススピナー・レストアイベント』で購入させていただいた1/100ミニチュアの各部位の寸法をトースカンやデバイダーを使って採寸する作業を行っています。

　前回以降は側面図の採寸と作図を行っていますが、やはり1/100という小さなサイズであることからくる寸法計測の難しさ、ポリススピナーの持つ複雑な造形箇所、さらに『この造形は正しいのだろうか？？』という箇所があり難航しています。図面を仕上げ出力寸法で３Dモデリングする際は1/100モデルのままではなくイメージに近くなるようにさまざまな調整をが必要ですので1/100モデルとまったく同じ寸法比のモデルにはならないのですが、それでも一度寸法を採っておく必要がありますので採寸を継続しています。

　また1/100モデルを採寸し図面作成している中で『ここはこれで正しいのか？？』と思う箇所がたくさんありますが、そのうちのいくつかを写真に書き込んでみました。実物がある物を完全コピーするという模型製作は大変だなと感じる日々を過ごしています。