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製作進行報告・2024年6月30日


前回以降の進行内容は以下の通りです。

■引き続き近日販売予定の5年ほど前から少しづつ準備を進めてきたワンオフに近い製品の製作を進めています。製品表面のディテールが予想以上に多くまた複雑で、さらに塗装の関係で大量のパーツを本体と一体化しないため、モデリングの量が非常に多くなり予想以上に時間がかかっています。製品表面のディテールと各パーツの固定用凸モールドの受け側のモデリングなどかなり終え、現在は製品の魅力を最大にするための劇中同様の可動を再現するためのメカニズムの仕上げを行っています。また製品本体の『顔』に相当する部分のモデリングはなかなかイメージとおりのモデリングに仕上がらず4ヶ月ほどかかってしまいましたが、なんとか違和感のないモデリングに仕上がり始めています。製品内容は出来てからのお楽しみとなりますが、日本のスーパーメカの1つとして再認識してもらうことができたらいいなと思っています。

■『謎の円盤UFO』に登場する『スカイダイバー』の製作では『スカイ1』の機体寸法の最終確定作業を終え、モデリングを始める前の基準線の確定とFusion360上でのモデリングの目安になる写真の配置を行い、さらに特定の位置を示す補助線引き等を行うまでの作業を行いました。劇中では『スカイ1』の発進時にパイロットが座席ごと上昇してくる表現がありましたので、これを再現する機構を準備できないかと思っています。


■『ポリススピナー1/43スケール完成品』の製作では、引き続き『ポリススピナー・レストアイベント』で購入させていただいた1/100ミニチュアの図面製作を行っています。

 前回以降ですが引き続き1/100スケールミニチュア採寸し寸法を図面化したものを1/43スケールの寸法に変換する作業を行っています。膨大な位置情報を持つ車体底部の寸法ですが採寸した寸法がごちゃごちゃに混ざってしまい寸法変換と作図が何ヶ月も進まない状況がありましたが、底部図を2種類用意して整理し直す作業によりかなりすっきりした状態になり、あと1週間ほどで寸法変換と寸法の確認、図面の寸法に合わせた変更、未記入箇所のチエックなどが終われるところまできました。図面的にはかなりスッキリしたのですが、寸法を整理する段階で採寸寸法が大量に余ってしまいどこの部分の寸法を示しているのか分からなくなってしまっているものがあり、この辺の処理もしたいと思っています。早くみなさんに1/43スケールのキットと完成品を納め終えて、1/6スケールの『ポリススピナー』モデルや他の車両のシリーズ化など進めたいと思っています。