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製作進行報告・2024年6月20日


前回以降の進行内容は以下の通りです。
現在準備中の製品のモデリング作業で頭がいっぱいで更新するのを忘れてしまっていました

■近日販売予定の5年ほど前から少しづつ準備を進めてきたワンオフに近い製品の製作を進めています。製品表面のディテール製作の量が非常に多く、やっとその大半の3Dモデリングを終えてこれからそれらのパーツを個別に出力し、その後本体に接着できるよう本体側に固定用受けを製作するなどの仕上げに入る前段階まで終わりました。作業量が本当に多くて進行が遅れてしまいかなり焦っていますが、作業をしながら習得している3Dモデリングソフトはかなり使いこなせるようになってきました。やはりFusion360は長らく使ってきたShade3Dより優れている点が多いですし、なによりモデルごとの一体化やくり抜きでエラーが起きないところが助かります。まだまだ習得しなくてはいけない操作がたくさんありますが、Fusion360を十分習得できたら将来はフィギュアのモデリングに向いているZbrushの習得も初めたいと思っています。

『謎の円盤UFO』に登場する『スカイダイバー』の製作では『スカイ1』の機体寸法の最終確定作業と『スカイダイバー』と『スカイ1』の撮影モデルの分析作業を行いました。撮影モデルの分析では、製作された撮影モデルの種類と大きさ、それぞれのディテールの違いを入手済みの資料から割り出すという作業を行っていますが、手元のスカイダイバー』と『スカイ1』の写真それぞれがどの撮影ミニチュアに相当するのかという判定作業を行っています。いろいろ興味深いことが分かっていますのでいつか資料としてまとめることができたらと思っています。


■『ポリススピナー1/43スケール完成品』の製作では、引き続き『ポリススピナー・レストアイベント』で購入させていただいた1/100ミニチュアの図面製作を行っています。

 前回以降ですが引き続き1/100スケールミニチュア採寸し寸法を図面化したものを1/43スケールの寸法に変換する作業を行っています。前回までに採寸はしたが寸法データが多すぎる上にごちゃごちゃになってどうにもならない状況だったものを底部図面だけ複数に分けて寸法を整理する・・という作業に入っていました。底部図は位置ごとに寸法を分けて表示する方法で2種類の底部図まで整理して表記することにして寸法変換作業を行っています。単純に寸法を移し替えるのではなく、1/100スケールで採寸した寸法を1/43スケールに変換し(さらにレジンなどの3%の収縮を考慮した寸法に変更)、元寸法と合わせて変換済みの寸法を表記し、変換した寸法に合わせて図面を変更する、変更した寸法と図面が破綻していないかを確認する・・という作業を行っています。今月中には寸法変換を終えたいと思っています。