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製作進行報告・2023年7月15日

前回以降の進行内容は以下の通りです。

■『ウルトラプローブ救命艇』の製作準備を引き続き行っています。レーザーを使った高精細3Dプリンターによる出力と言ってもさまざまな品質上の問題があり私たちが普段当たり前のように触れている金型を使った製品の品質には及ばないため、出力した大きなパーツ、中ぐらいのパーツは表面のやすりがけ作業が必要になりシリコン型製作前の最後の仕上げを行っているところです。写真にあるのは全パーツの半分くらいで小さなバーツが大量にあります。現在小さなパーツのシリコン型のためにそろぞれゲート(湯口)を取り付けた状態で出力しなおした方がいいだろうということで、再モデリングと出力を行っています。スケジュール遅れのため完成品の納品は7月30日頃からになりそうです。現在も定価79800円のところ限定4点の38%オフの特別価格49800円でご注文を承り中です。ぜひご購入をご検討ください。


■『ポリススピナー1/43スケール完成品』の製作では引き続き『ポリススピナー・レストアイベント』で購入させていただいた1/100ミニチュアの各部位の寸法をトースカンやデバイダーを使って採寸する作業を行っています。

現在は車体上部の採寸を終え車体下部の採寸を行っていますが、全長わずか数センチのミニチュアのため採寸に非常に苦労しています。また車体下部から見ると車体後方から前方にかけて車体幅が広がっていることが分かります。車体前方にかけてスピナーの車幅が広がっているというのはポリススピナー製作図面でも確認できることですが、こちらの1/100ミニチュアはレストアモデルをスキャンしたもののはず。レストアイベントで十分な確認は行うことができませんでしたが、現在入手可能なポリススピナーの実車写真では前方が広がっているようには見えていなかったため車体前方にかけて広がっているのは本当なのだろうか?そもそもこのミニチュアがレストアスピナーからのスキャンデータからモデリングしたものというのは本当だろうか?と思っているところです(このミニチュアのこの部分は図面では確認できるが、実車の写真ではこうなっているように見えない箇所が他にもある)。採寸から6面図の製作に入る段階であらためて十分に確認を行ってみたいと思っています。


『ホームズ&ウォルストン』ロビー・ザ・ロボット。アウトフィットセット販売中

 こちらは増田屋が1985年頃に開発した1/5トーキング『ロビー・ザ・ロボット』に着用させる目的で開発したオリジナル商品です。『ホームズ&ウォルストン』は1970年代半ばに製作されたという幻のパイロットフイルムで自分をシャーロック・ホームズと思い込んだロボットが宇宙人の侵略から地球を守るために探偵活動を行うというパロディ作品のようで、『ロビー・ザ・ロボット』がシャーロック・ホームズのように鹿撃ち帽とインバネスコートを来てバイオリンを持っている写真は非常に有名だと思います。

 この『ホームズ&ウォルストン』ロビー・ザ・ロボットのアウトフィットですが生地探しから試作品の製作、本品の製作まで非常に時間がかけた物となっており、また奴隷労働で人件費を押さえた物ではなく1点1点6時間ほどかけた縫製品です。本製品は在庫が残り2点となりました。非常に珍しい製品ですのでぜひご購入ご注文をご検討ください。

『ホームズ&ウォルストン』ロビー・ザ・ロボット。アウトフィットセット
 価格:6280円(消費税・国内送料込み)
 金額は銀行振込でのご注文時の価格です。
 製品は小箱に梱包の上で宅急便で発送させていただきます。
 ヤフーオークション、メルカリでも並売中です。(10%高くなっています)
 ※増田屋製のロビーは付属しません。