『ポリススピナー』限定生産・1/43スケール・ディスプレイベース付き完成品
・スケール   :1/43スケール
・製品寸法   :車両全長約110ミリ
         ベース奥行き約140ミリ・幅約125ミリ・高さ約150ミリ
・電気装飾   :車両本体は前後2カ所がLED点灯・ボタン電池独立内蔵式
         ベースは街路灯、街路灯システム、パーキングメータなど複数箇所がLED点灯。独立電池内蔵式
・製品素材   :レジン製車体・透明レジン製キャノピー・シリコンゴム製タイヤ・真鋳製エッチングパーツ等
・車両メカニズム;ドア開閉、前輪ホィールカバー開閉、エアブレーキ開閉、
         後輪上下(飛行モード、走行モード)、前輪半自動引出し格納(飛行モード、走行モード)
         タイヤはコロ走行
製品特徴の要約
・最近確認可能になった写真資料を元に原型の造形を大幅に見直しを行いました。
・レストアされた車両は撮影実車と内装や一部のディティールに相違があるため撮影実車をイメージして設計。
・電飾はそれぞれ電池単独内蔵式。
・可動部が多く電飾が施されているため破損時の修理ができるよう分解可能な構造になっています。
・原型製作は3D・CAD出力で実施。
・完成品・キット版ともご注文いただいたお客さまののみのお届けで、受注受付は終了しました。
 また追加生産の予定はありません。
製品開発概要
本製品は映画『ブレードランナー』で強烈なインパクトを持つ2019年の警察車両『ポリススピナー』を再現した、完全オリジナル原型のハンドメイド1/43スケール完成品モデルで『もんすたぁえっぐ』が企画し『INVISIBLE STUDIO』 ブランドとして現在生産準備中の製品です。

本品『ポリススピナー』本体はスタジオブループリントにある全長15.5フィート(約4.73メートル)という寸法設定を元にモデルサイズを決定しています。当方にて実車の全長を計測する事はできませんが、作図した際の大きさと写真で確認できるさまざまな実車の各部(タイヤ寸法や座席寸法など)の比較から、これはかなり妥当であろうという判断に基づき設定しています。

製品の車両本体はドア、エアブレーキ、前輪カバー、後輪位置が可動し、走行モードと飛行モードのポジショニングが可能です。さらにフロントライト、後部のノズルが内臓の発光ダイオードで点灯、2019年の路面を再現したディオラマベースが付属し、街路灯とパーキングメーターが点灯します。また、ホイール収納部の小さなボタンを押し込む事で前輪の引出し展開(反対に前輪の引き上げ収納)という機能を準備しています。車体内部にはボタン電池と発光ダイオードが内臓されいて『ポリススピナー』本体のみを手のひらの上で点灯させることが可能です。車両の後部の推進ノズル(?)の色が試作品では赤になっていますが、劇中同様の黄色系での点灯色に変更しています。

製品開発スタートに際し入手できる範囲の写真資料を元にスピナーの具体的な外観のチェックを入念に行ないましたが、近年より全体的な車両写真が閲覧できるようになったため、試作品原型を大幅改修し、外観、内装とも造形見直しを行い、クレイモデルを製作しバランス確認を入念に行わせていただき最終的な造形を決定いたしました。また『ポリススピナー』の外観内装とも近年レストアされた車両は映画登場の物と細かい点で差異があるため、できるだけ作品内の物に近づける方針で見直しを行いました。また車両両側面のドーム状の窓は一部の航空機に見られる後方の視界を得るための物という解釈とさせていただき、エアブ レーキとは一体ではない構造とさせていただいています。さらに前輪の位置につきましては球形の前輪カバーより前方に出ている解釈がされていることが多いのと思いますが作品の冒頭での上昇シーンでも球形カバーと軸位置が同一に見えるためタイヤ収容時と引出し時の位置は縦方向で一致としています。また後輪については、上昇シーンでは引込んだ状態であることが確認できますので後輪位置を上下可能な製品とさせていただきました。ベースに付きましてはできるだけ劇中の雰囲気を出したくまた全体的にアート性のあるまとめかたを施すために、特徴的な街路灯とパーキングメーターをそろえ路面を斜めに配置してみました。電飾などライティングにおきましては製品の外部に電源を求め配線を引き出すのは車両はもちろんの事ベースでも美しくないというコンセプトの元、製品開発的には困難を伴いますがいづれも独立内蔵式として設計させていただいております。

またこのような複雑な構造の製品のため完成品納品後にお客さまの取り扱いの中で破損してしまう事が十分に考えられるため、万が一の際には車両を分解して修理やパーツの交換が可能な製品として準備させていただいております。また車両外観のどこにも分解用のネジ頭がでてしまわないよう設計しています。

製品は試作品の公開と予約のご注文をいただいてからかなりのお時間をいただいてしまい、また当方の諸事情や技術力の不足などで設計開発含め大きく迷走してしまう時期が続き大変なご迷惑をおかけしてしまったお客さまが少なくない状況でありますが、現在最新の資料を元に原型の表面形状とディティールの見直しを終え、それに伴う内部機構やパーツ構成と組み合わせ、それぞれのパーツの形状の再設計をほぼ終える段階にあります。最終的な調整を終えた段階で製造原型の製作に入りますが、製品開発をはじめて以降のコンピュータ設計技術の一般化と低価格化が進み、本来旋盤やフライスを使った機械加工と手作業で行う予定だった原型製作をより美しくまた正確に物体を加工できる3D・CADにて作図起こしをほどこし3D出力機を使った方法(外注)でモデルを製作し、それを調整の上で製造用原型にするという方向で検討させていただいているところです。この方法で製品が準備できればあまりにも設計が細かくなりすぎて原型の加工に不安があったディテールや、透明レジンのフロントガラスを手作業で完全均一な厚みに仕上げる困難さも、この3D出力原型で解消できると思っているところです。

行程としましては現在進めているパーツごとの作図が終わりしだい3D・CADにて作図起こしをし、細部のチェックが済みましたら外注先に加工を発注する予定です。3次元成形されたパーツが出来上がりましたら原型の微調整を行い、製造用シリコン型の準備、テスト成形と調整を行いキット版の生産とキット用のパッケージの準備に入ります。キット版は一定数のご注文をいただいているため全品生産と発送が済むまで最低3ヶ月必要と予想され、キット版の納品が済みしだい完成品の生産の準備に入り、初月は5点程度の生産からはじめ月産10?15点目標でご注文いただいているお客さまへ順番に発送させていただく予定でおります。生産開始までまだお時間をいただいてしまいますが、なにとぞご理解いただけますようお願い申し上げます。
納品まで必要な行程とかかる日数  2018年11月15日現在
・製造用3DCADデータ製作と3Dプリンターによる原型開発に必要な期間:3〜4ヶ月間
・キット版生産用シリコン型準備、生産前調整に必要な期間:約1ヶ月間
・キット生産と納品は1ヶ月に10点ずつ進行予定。初月生産は5点程度の予定です。
・完成品生産は、キット版納品開始後2ヶ月以内にはじめたく思っています。月5〜10点の生産予定で、順次発送させていただきます。