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製作進行報告・2019年8月31日

前回以降の進行内容は下記の通りです。

■『スカイダイバー』1/72完成品の準備

 前回以降も引続き『スカイダイバー』完成品の準備を続けています。スケール感を失わないよう細く再現しているスジ彫りがうまく出せていない箇所があり、その修正に時間を取られてしまっています。もう無限地獄のような状況で、これはそもそもの取り組み方に問題があると思いますが抜本的にやり直すとさらに時間がかかりますので、地味に続けたいと思います。

■『ポリススピナー』の精細化3Dモデリングの進行方針を変えました

 『ポリススピナー』の精細化3Dモデリングでは、車体後方部とエアブレーキの精細化モデリングを進めてきましたが、進めていてどうもバランス的に微妙で納得いかない状況がありました。そこで最近、ネットで入手可能な写真でスピナーの上面を比較的鮮明に撮影した写真を見付け、左右ドアと中央キャノピーの対比バランスが私の進めているモデルでは中央キャノピー部分がやや広すぎ、ドア幅が狭いという結論にいたり、モデリングを抜本的に見直すこととなりました。

 スピナーのデッサン的な各部位の長さ大きさ配分は非常に大切な要素でこの部分で長らく苦労してきましたが、バランスをより正確に把握する方法はないだろうかと検討した結果、『Fusion360』にネットで手に入る実写スピナーの写真を読み込み、それを元に2次元作図を実施。2次元作図が完成した段階でバランスを一度確認し、その2次元作図を元にサーフェィスモデリングを行う。サーフェィスモデルが完成した段階でバランスの最終確認を行い、次に部品として各部位を3Dモデリングするという進行に変更することにいたしました。

 実写スピナーの正側面・正全面後部、上面下部などの写真は存在していないため、できるだけ正側面に近い写真を『Fusion360』に読み込んだところで、よく知られている『スピナーブループリント』を合わせて読み込んだところ、なんと実写スピナーの側面写真と『スピナーブループリント』双方の部位バランスや車体の微妙なカーブがかなり近いことが分かり、非常に驚きました。『スピナーブループリント』ではディテール上、実車スピナーとの違いが多く参考程度にしか考えていなかったのですが、こうなりますと上面から見たバランスも『スピナーブループリント』が実車スピナーにかなり近いということになるのでしょう。こういうことは20年以上前に気がつくべきだったと猛反省していますが、では『スピナーブループリント』を元にモデリングが行われたと思われるフジミ製スピナーキットのモデリングが微妙に、また場所的には大きく違ってしまっているのはどうしてなのだろう?という疑問が出てきます。

 このスピナー精細化モデリング進行方法の変更から、残念ながら本年中を目指していたの最終モデルの完成は無理な状況となりました。
現状では8ヶ月先の納品開始になると思います。かなり時間をいただいてしまいますが、未納製品にだけ時間を使える状況にないこと、内部構造含め複雑な製品を目指している事、3Dモデリングの習得がまだ十分ではないことなどが理由です。このように時間がかかってしまうのは、私が製品開発の現場を体験した事が無いこと、3Dモデリングや3Dプリンティング技術の習得に時間がかかっていることなど含め私の製品開発のノウハウが未完成であることが原因です。この点ご理解お願いいたします。

 それでは引き続きお付き合いいただけますよう、なにとぞよろしくお願いいたします!

▲既に製作していた3Dモデルと『ブループリント』を配置した状態。バランス確認に使用します。