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製作進行報告・2019年8月15日

前回以降の進行内容は下記の通りです。

■『スカイダイバー』1/72完成品の準備

 前回以降も引続き『スカイダイバー』完成品の準備を続けていました。かなりいい線まで行けたはずのパネルラインですがサーフェィサーを吹くとかなり粗が目立つためさらに手をかけ、また未準備だった小さいパーツの出力に合わせて出力状態に不満があった計器盤と座席などの再出力を行いました。

■『ポリススピナー』の3Dモデリング

 『ポリススピナー』の精細化3Dモデリングでは引続きエアブレーキの修正を行っています。微妙なカーブを実物通りのイメージに造形し、さらに模型としてモデリングすることは本当に難しいです。大手模型企業ではどのような分業体制になっているのかとても気になります。例えば模型メーカーの開発部署ではモデル外観までをモデリングし、金型メーカーに相当する企業が金型製作と生産に適した状態にパーツ分割し再モデリングするのでしょうか。模型メーカーの開発部署で樹脂の射出成形に最も適していて、さらに金型製作コストがかさばらないパーツ分割まで考えてモデリングする事は無理なのではないかと思う訳です。

■ 今年のお盆も夏休み無しで通常進行で作業を続けています。来年こそは1日何もしなくていい日を6日ぐらい持てる夏休みを取ってみたいものです。ところで今回『Form2』を使って計器盤とパイロットシート、さらに小さなパーツを出力してみましたが、『Form2』ではこのような微細なディテールがあるモデルの出力に本当に適しているのだなと今回も実感しました。しかし、ネットで調べていると『Form2』には使用頻度に伴う寿命があきらかにあるようで、やはり製品出力ではなく試作品出力に相当する頻度での出力が最適に思えてきました。中古で安くとはいえ手に入れたばかりなので『ポリススピナー』の原型がすべて出力できるまでは壊れて欲しくないですね。

 それでは引き続きお付き合いいただけますよう、なにとぞよろしくお願いいたします!

▲エアブレーキ引続き修正中です。
▲ハッキリ撮れていませんが計器盤としてモデリングした細かいディテールはすべて再現できました。