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製作進行報告・2018年9月15日

前回以降の進行内容は下記の通りです

■『スカイダイバー』1/72スケール完成品の準備
 
 前回までにダイバー本体、スカイ1の表面のスジ彫り整形と造形の修正などを行っていましたが、船体表面のさまざまなディテールについては手作業で製作してしまった方が早いと思ってましたが、作業工程を再検討すると、細かいパーツによっては1種類製作するだけで丸々1週間かかるという見込みとなり、2年程前に製作していた未完成の3Dモデルを使用し3Dプリンター出力で行うという判断になりました。

 2年前に『Shade3D』で製作していた20種類超の細かいパーツですが、当時は出力に関わるモデルの状態についての知識がまったく無かったため、それぞれのモデルはほとんど使い物にならない状態であることが判明していました。それでも3Dモデリングと3Dプリンティングで行った方が早いということで、モデリング済みのモデルの寸法を元に再制作するということになりました。ですが3Dモデリングの特徴でしょうか、寸法が分かっていると再製作が早く進みました。現在、それぞれのモデルを『Wanhao D7』2台を使用して出力し、厚み不足やモデルどおしが近すぎてラインやディテールが良く出ていないものを何度も修正しながら出力しています。『スカイダイバー』1/72スケール完成品の仕上がりスケジュールをさらに2週間延ばし、今月末の予定としました。

■『ポリス・スピナー』の3Dモデリング進行

 前回までに『スピナー』の3Dモデリングを進めるには、3Dモデリングソフト『Fusion 360』の習得が不十分すぎるため、いったん『スピナー』のモデリングを中断し関連のモデリングを中心に学習していましたが、一応それに区切りをつけて『スピナー』の後部から『Shade3D』で製作していたモデルをトレースする形でモデリングを再開しました。

 現在『スピナー』のモデリングは、『Shade3D』で製作したモデルの全体を『Fusion 360』でトレースしていますが、『Fusion 360』でモデリングを進めながらモデリング方法が分からない箇所を洗い出すという目的で行っています。『スピナー』はキャノピーや前輪とフロンライト周辺の構造など非常に複雑な曲線で構成されていますので一度その辺のモデリングの方法を把握する必要があります。車体全体をトレースしながらのモデリングを終えたところで、バランスを調整しながら生産用のモデルとして各パーツに分けて細かいモデリングを進める予定です。

■ 販売製品2号の製作準備

 こちらはしばらく手をつけることができなかったものですが、本体はフィラメント式の3Dプリンター『Geeetech i3A Pro』で出力し、細かいパーツは紫外線硬化樹脂を使って出力する予定の製品で、3Dモデル自体は昨年中に大部分完成しています。実際の出力の準備として細かいパーツを固定するためのブーリアン処理(穴あけ処理)やラフに製作していたモデルを出力用に仕上げるなどの作業を行い、製作のためのさらに細かい検討を行いました。

■ 販売製品6号の製作準備

 臨時で製作し売上げの足しにしたいと思っている製品の製作プランをさらに実施しました。こちらはSF銃的な製品ですが、玩具火薬を使った火薬式にするか、レーザー光的なものにするか、かなり悩んでいます。玩具火薬を使う場合、一定程度のメカニズムが必要になり短期間での製作が難しくなってしまうため要検討な状態です。

■『Wanhao D7 Plus』に不具合が発生

 しばらく快調に出力を行えていた紫外線硬化樹脂式3Dプリンターの『Wanhao D7 Plus』ですが、突然また露光もZ軸の上下動作も行わなくなるという不具合が発生し非常に焦りました。分解して配線を確認したり、ソフトウェアを収納しているSDカードの書き換えを何度も繰り返してみましたがどうにもならず、かなり深刻な状態です。

 なんとか解決できないかと、正常動作している『Wanhao D7 V1.5』と同じデータを使いながら状態を比較したところ、パソコンと常時接続の『Wanhao D7 V1.5』は生データを使用し出力していること、『Wanhao D7 Plus』はパソコン内で製作したデータをUSBにコピーしたものを取り込んで使用するという違いに気がつきました。出力データを溜めているフォルダをUSBにコピーするのではなく、個別のデータを単独でUSBにコピーし出力テストを行ったところ正常動作することが判明。現在、また快調に出力を行ってくれています。

 何を行うにしてもそれぞれに細かくノウハウがあり、すべてが簡単には行えないものなのだなぁ・・・と実感する日々ですが、それを乗り越えようと必死に頑張っています。このような状況ですが、引き続きお付き合いいただけますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

▲『Fusion360』を使用してモデリング中のスピナー後部。あくまでもラフモデリングです。
▲『Shade3D』を使用してモデリングした製品2号のパーツ。近日テスト出力を行います。