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製作進行報告・2018年8月31日

前回以降の作業内容は下記の通りです。

■ GEETECH i3Aプリンターの出力調整

 前回までにスライスソフト『Cura』で製作したデータを『Reptire-Host』で読み込み出力するという段階までこぎ着け、いくつかの補正モデルと小サイズのモデルの出力の実験を繰り返してきました。それ以降も『Cura』で製作したデータを『Reptire-Host』で出力するテスト、『Slic3r』で製作したデータとの出力状態の比較、設定値を変えて小サイズのモデルの出力状態の改善を試みました。GEETECH i3A自体が持つ装置の機械的歪みからくる縦方向のわずかなウネリや、小さいサイズのパーツの出力はなかなか改善できないでいますが、フィラメント式3Dプリンタの出力の正否はこの設定値の与え方が大きな要素で、これがノウハウの部分なのではないだろうかと思えてきました。この設定値をさまざまに変化させて出力テストを行って得た情報が業務上の秘匿に値する物なのかもしれません。忙しくて十分に調べる事ができていませんが、どなたか親切にぜんぶ公開していないだろうか?と思っています。

■ モデリングソフト『Fusion360』の再学習

 前回までに3Dモデリングソフト『Fusion 360』を使って『Shade3D』で製作していたモデルをトレースする形でモデリングを始めていましたが、既に取り組んでいた円筒やブロック形状のパーツ構成でのモデリングではなく、3次曲面を持ったスピナーを『Fusion 360』で製作しようとすると、まだモデリングの練習を行ったこのとない形状が多く、思うようにモデリングが進みません。そこでここ2週間はスピナーのモデリングを一旦離れ、調達済みのマニュアル本やネット上の情報を元にモデリングの練習を行っています。単純形状を離れると一挙に難しくなりますががんばっています。

■『スカイダイバー』1/72完成品の準備

 売上げの足しにしようと前回より準備を始めていた1/72スケール『スカイダイバー』ですが、元々のキットのスジ彫りの状態が悪く、2台製作していた『スカイ1』の1方の翼がスジの状態が非常に良くないためこちらを放棄し、まだ状態がよい方の機体のスジ彫りやディテールを仕上げ、それを複製して2台分とすることとなりました。1方を放棄する判断が遅くなってしまい時間をロスってしまったり、エンジンとミサイルポッドなど3Dモデリングが必要なパーツが見つかったりと、あまり焦るとよい物ができないためスケジュールを2週間延ばして9月中旬の仕上がり進行で進めています。

■『販売製品6号』の準備

 こちらもしばらく後の予定で考えていた製品ですが、売上げの足しにする必要がある比較的簡単に製作できる製品が必要になり急遽組込むことになりました。不足している資料を集め、構造の設計や製作方法を検討しています。10月後半には完成していると思います。

■ デカールプリンター『MD-5500』の調整

『スカイダイバー』の完成品製作に必要なデカールの準備をそろそろはじめておこうとアルプス製『MD-5500』をクローゼットに奥から出してきてインクリボンの不足が無いかを確認し、合わせて出力テストを実施したところ、横線がくっきりと出てしまい大変慌てました。最後に使用したのは2年前でしたが、その時はきれいに出力できていたため故障してしまったのだろうか?と心配になり、プリンターの修理を行っている企業さんのサイトを見ると、修理対応は終了したということでさらに驚くこととなりました。今、この機種の調整済み品を買う予算は無いため必死でプリンターの調整を試み、まる2日かけて紙厚みの選択と紙送り調整の組み合わせでなんとかなるところまで持って行きました。白色が印字できる『MD-5500』は便利ではありますが、デカールシートへの印刷の場合、斜め線がガキガキとなってしまう、中間色を出す時はドットが目立ってしまうなど品質に関わるいくつか課題があります。将来デカールはスクリーン印刷で自作するベキなのでしょうが、こちらはこちらでまた問題山積でやりこなせるか現時点では分かりません。頭の痛い問題です。

 かなり必死で仕事を行っていますが全体的にはのんびり進行なのが悩ましい日々です。このような状況ですが、引き続きお付き合いいただけますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

▲長さ80ミリほどのモデルを半分のサイズで出力しているせいでしょうか、状態に問題があります。
▲5ミリ×5ミリ×高さ10ミリの角柱は単独ではきれいに出ますが複数になると問題が発生します。