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製作進行報告・2018年8月15日

前回以降の作業内容は以下の通りです。

■ フィラメント式大型3Dプリンタの製作

 前回までに筐体隔壁までの配線の製作とエクストルーダーの調整を済ませておりましたので、エクストルーダ固定金具、ストップスイッチの固定金具のケガキと穴あけ加工を実施し、XYプロッターと造形テーブル配線用の配線の不足分の手配を行いました。

■ GEEETECH i3Aプリンターの出力調整

 前回中に再度開始していたGEEETECH製 i3Aプリンターの出力テストですが、引き続き実施しています。エクストレーダーとノズル周りの問題はほど無くなったようですので、まずはスライスソフトの『Cura』を『i3Aプリンター』で使用できないかいろいろ試し、また調べもしましたが、『Cura』と『i3Aプリンター』の接続ができても加熱系が制御できないため、『Cura』で製作したGコードを『Repetier-Host』で読み込み出力テストを実行し、この方法で出力できることを確認しました。出力品質の違いの確認は徐々に行うつもりです。

 次に前回までに出力テストをしていた出力補正用ピラミッドと『Benchey』という出力確認用ボートの出力を行い、5ミリ角程度の小さなパーツの出力がきれいに出せないことを確認しました。いろいろテスト出力の上で、対策として現在むき出しで使用しているモデル空冷用ファンに空冷効率を上げるためのダクトを使用すべきという文章を見つけ、ネット上にあるデータを使用しダクトを出力し、取り付け準備を行いました。『i3Aプリンター』は構成的に現在製作中の大型3Dプリンタと同じ物ですので、『i3Aプリンター』を使って出力に関わる課題を事前に洗い出しているという状況です。

■『1/43 ポリススピナー』の3Dモデリングの進行

 前回までに『Fusion360』を使ったスピナーのモデリングをはじめていました。モデリングは『Shade3D』で製作していたモデルをトレースする方法で車両後部からはじめていましたが、資料写真を改めて見直し以前から気になっていた箇所を検証したところキャノピーと両ドアの寸法的バランスが、私の製作していたモデルでは中央のキャノピーの幅がやや広すぎ、それに伴いドア側の窓が狭いということに気がつき(フジミ製1/43『ポリススピナー』は逆に狭いと思っています)、ある程度進んでいたモデリングですがモデルを作りなおしています。バランスやデッサンの狂いはある程度進んでみないと確認できないためこの先も根本的な修正が何度も必要になってくると思っています。

■ 販売製品として『スカイダイバー』1/72スケールモデル完成品を準備、製作進行

 前回までに販売用製品の進行を見直していましたがフィラメント式3Dプリンタの調整にもう少し時間が必要であるという判断から、以前当方で販売していたレジン製『スカイダイバー』のキットを完成品として製作販売することとし製作を開始しました。『スカイダイバー』1/72スケールの完成品はもうかれこれ10年程前から機会あるごとに資金繰りの足しにしようと手を付けていた物でディテールの撤去と新しいディテールの製作をかなり手をかけていましたが、キャノピーやコクピット、ダイバー連結部など準備が整っていない箇所もあり、追加作業を実施中です。予定販売価格は¥138000(税込み・送料別)で2台製作し販売は8月末です。現在、予約承り中です(ご購入の最終判断は完成品写真をご確認いただいてからでかまいません)。ご購入ご希望の方はメールでご連絡ください。詳しい情報は後日追加掲載いたします。

 ※製造は来年度になりますが、準備中の『スカイダイバー』1/72スケールキットはこの原型を使用した物ではなく、現在進めている完成品の準備中に調べた『スカイダイバー』のディテールを元に3Dモデリングを行い、新原型を使って生産する物となります。

■『Maker Faire Tokyo 2018』訪問

 いろいろ忙しい中でしたが8月初旬に東京ビッグサイトで開催されたテック系物造りイベント『Maker Faire Tokyo 2018』をリサーチをかねて訪問してきました。5時間程かけて全テーブルを確認してきましたが、今年は実物大の戦車や改造車両を出展しているグループがいくつかあり、小さい物を持ち込む方ばかりの中、なかなか『Maker Faire』らしかったと思いました。さらにビッグサイトで併催されていた『デザフェス48』もすでにクタクタでしたが2時間かけて全テーブルを回ってみました。午後5時をすぎていましたので帰宅された出展者も少なくありませんでしたが、『デザフェス』ははじめての訪問でしたので興味深かったです。ネットで目立つ造形系のアーチストさんはどちらかというと少数派で、主に女性用アクセサリーが大半であることを知りました。

 本年夏も、ここ23年来の通りお盆休み無しで作業敢行中です。課題山積で効率が悪いですが、当面やむを得ないことと思いがんばっています。それでは引き続きお付き合いいただけますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

▲Fusion360に読み込んだShade3Dデータです。モデルのトレース中。
▲出力の乱れの原因に出力後の適切な冷却を指摘する記事が多くあり、ダクトを出力しています。