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製作進行報告・2018年6月15日

前回以降の内容は下記の通りです

■ フィラメント式3Dプリンター大型化の準備

 前回までに大型機を前提としたプリンタードライバーの調整を実施するなどのテストを行い、電装関係をまとめる電装ボードの解体を行っていましたが、その電装をまとめるボードへの電子回路やスイッチ、コネクターなどの仕様を最終確認し、いくつかの回路の動作テストを実施したうえで固定位置を決定。その上でアルミ製の電装ボードやスイッチを固定する金具への穴あけ加工を行いました。また手持ちにない部品等を発注し、実際の配線加工の準備を済ませました。穴あけ1つにしても準備にかなり時間がかかってっしまいます。

■ 販売製品1号と3号の製作進行

 かなり時間がかかってしまっている『販売製品1号』の製作進行をてこ入れするために、加工リストを再度見直し、手作業で行うつもりだったいくつかの部品を3Dプリンタでの出力に変更し出力テストを実施しました。モデルとして薄く作りすぎた物は改めてモデリングすることで薄すぎて応じる表面の歪み等を修整し、一括出力では部分的に厚みがでてしまう部品は分割するなどの方法で出力することにするなど工夫をしています。『販売製品1号』のモデリングはまだ『Shade3D.17』を仕使用していますが、今まで3Dモデリングの中で何度行っても失敗して諦めていたブーリアン(片方のモデルで片方をくり抜く、2つのモデルを1体化するなどのモデリング)ですが、製作するモデルのポリゴン数を極端に多くすると比較的失敗しないことに今頃気が付きました。ポリゴン数を多くすること自体ができない形状もありますが、もう少し調べてみたいと思います。

 『販売製品3号』のモデリングも鋭意実施中で比較的簡易なモデリング箇所はほぼ終わりつつあり、来週からはいくつかの細かいディテールと可動部品、モーターマウントなど寸法合わせの必要な部品のモデリングが残っていて、モデリングが終了しましたら出力と調整、電装関係の設計を行います。

■『ポリススピナー』の設計進行

 前回までにエアブレーキの可動ギミックの大まかな設計を進めてきましたが、強度をもたせるためにエッチングパーツを使用し、さらに多軸から単軸式とする方針としていました。設計上の限定要素が決まってきましたので、その縛りの中で求められる軸移動構造(スピーナーのエアブレーキは一般的なドアのような固定軸では開閉できません)としての開閉機構と見た目のらしさを失わない構造を検討しました。

 その次にドアの開閉に関わる設計を再度見直し、既に考えてあった設計の問題点や製作の困難な部品などを一通りチェックし、再度一からの設計を始めています。数年前に準備していた内容はそれなりに良くまとまっているため、難加工部品の扱いなどを中心に設計を行っています。

■ 同時にいくつもの事柄を進める難しさ
 
 毎日、起きてから寝るまでなんとか目の前のことを前に進めようとがんばっていますが、3Dプリンタや3Dモデリング、電子回路や構造設計など、どれも知識が無いものを学びながら進める、3Dプリンタの出力では特性を把握しながら繰り返し出力をして求める状態に持って行く、部品調達1つにしてもいくつもの仕様を確認しながらやっと発注するなど、ほんとうに骨の折れる作業ばかりです。その中で未納製品の製作と販売用製品の準備、さらに装置の自主開発を行っている訳ですのでどうしても進行が緩慢になってしまい毎日ほんとうに悩ましく思っています。

 そんななか、昨日とても興味深い写真を海外の友人が送ってくれれました。すでにネットに上がっているものなのかもしれませんが、実写スピナーをFRPで複製し未着色の状態で仮組み合わせしたものなのですが、この写真を見る限り前輪カバーの中心線とスピナー側面のへこみの中心線は一直線で上下対象の配置というシド・ミード的にも、デザイン的にも当たり前な物になっているのが確認できます。フジミ製スピナーは前輪カバーと車体がわの中央線が合致せず、カバーが垂れ下がっているようなデザインになっていて、なにがしかの取材の上で製作された物のはずなのでどうなのだろう?と思っていましたが、これにて問題解決です。あと私がよくわからないでいるのはスピナーの底部前方の形状です、やはりなにがしかの取材をされた上でのはずのフジミ製スピナーの底部分のややクセのある感じ。これがアレンジなのか実写を正確に再現しているのかどうか?という疑問があります。これはいくら実写の写真を見ても判別できません。

 それでは引き続きお付き合いいただけますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

▲配線を取り外し穴あけ加工を済ませ、基盤等の固定と配線を行います。
▲3Dデータはクレイモデルの寸法を元に製作しました。右端も悪くはなかったのですが大きすぎました。