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製作進行報告・2017年9月30日
前回以降の報告です。

■換気扇の仕上げ

・まず前回までに製作していた『ベランダ窓取り付け型自作換気扇』の配線関係の調整、固定板の調整をし、動作確認を行いました。すごい音で換気します。

■エッチングパーツ資材のリサーチを実施

・美術工芸用エッチング資材は金属エッチングには十分に適切ではないという判断からいろいろ調べましたが、半導体製造プロセス用など専用の装置の使用を前提とした物がほとんどのようで、なかなか具体的な材料が分からず、資材調達でお世話になった代理店に相談すると、金属エッチング資材のメーカーを紹介してもらうことができました。ただやはり半導体製造向け資材が中心ですので少量の美術工芸用(模型用)金属エッチング供給に対応してる暇はないのでしょう(普通営業さんは月何億もノルマがある訳です)、スピーディには返信がいただけず最終的な資材選定と発注までには至っていません。でも、もう少しのところまできていると言っていいでしょう。一通りきれいな物が作れるようになりましたら、資材の選び方から製作方法まで、まとめてご紹介や解説ができるといいですね。

■3Dプリンター関係のリサーチを実施

・UV-LEDを使った紫外線硬化樹脂の硬化テストで、硬化物が投光側のガラスに接着してしまうという課題解決のためのガラスの表面改質処理についてのリサーチを実施しました。将来使用するレーザーの出力を高い物にする場合、スマートフォンの保護フィルムのような高機能シートでは熱の影響を受ける可能性があるためガラス板の使用にこだわっていますが、表面改質加工の業者さんによると紫外線硬化樹脂との剥離性は問題ないだろうが耐用年数は不明という返信(耐用年数は貴社で実験してくださいね・・・という当たり前の流れ)。また改質加工中の加熱(どうもプラズマ火炎を使う処理のようです)で板ガラスが割れる可能性があるというお話なので、耐熱ガラスの調達可能性と価格を調べました。表面改質、耐熱ガラスともけっこうな金額になるため、ガラスではなく樹脂剥離性の高いフッ素樹脂板の使用やフッ素樹脂棒をファイバーグラスのように使用する方法も含めて設計に入っています。

■製品開発の進行

・当面の資金繰り対策製品として準備中のアイテムについては、前回は旋盤加工するレジン製棒をたくさん型抜きしておりましたが、その後に製品各部位の寸法と固定方法、旋盤加工手順をじっくり練りまして、その後いよいよ旋盤加工を実施しました。金属の旋盤加工と違いレジンの旋盤加工は細かい粉体の発生が多く、また溶剤系の香りもキツくおカラダにキビシい感じですので、今回、換気扇を用意して本当に良かったと実感しています。

・また、以前から資金繰り対策製品として準備していて、3DCADモデルができてはいるが3Dプリンターが完成していないので生産できていない大型製品の電装関係の準備も行いました。今では一般的になったアルディーノを使って、シーケンス的にモーターやサウンド回路、電飾を動作させるという物ですが、こちらはかなり目処がついてきました。サウンド回路は慣れ親しんだアナログ系回路では保存可能な音源数や録音時間が限られているため、デジタル式の物を使う事になり調達。その後、使用方法の勉強をしました。さらに、物になるかはまだ決まっていませんが、もう1アイテムの開発で試行錯誤しています。

以上がここ2週間ほどの流れになります。未納品製品の開発については10月より仕事に組込み、資金繰り対策製品の開発などと平行して進めます。まずは『ポリススピナー』の開発からになりますが、その後、受注未納数の多いアイテムから順に開発し完納までこぎ着けたいと思っています。引き続きお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。
▲旋盤加工で製作したレジン製部品。現在使用中の卓上旋盤では限界が多いと実感しています。