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製作進行報告・2017年9月15日
前回以降の進行状況の報告です。

■製品開発の進行

・以前から資金繰り対策用に複数の製品の開発を行ってきていますが、目先の対策としては3Dプリンターを使用しないで製作できるアイテムで、さらにあまり製作時間がかかりすぎない物、また一定程度準備ができている物を選択し準備を進めています。レジン製丸棒を旋盤加工して原型製作が必要な部品がかなりあるため、調達したアクリルパイプを元にシリコン型を作成し、レジンにて複製しました。また物になるか判断は少し先になりますが、もう1つの製品を準備中で資材調達のために問屋街などを見て回りました。

■エッチングパーツ製作のためのリサーチを実施

・現在準備中の製品ではエッチングパーツを使用したネームプレートを付属させたいこと、また今後あらゆる製品にエッチングパーツの使用が求められることから、エッチングパーツ自作方法のリサーチを行っています。5年ほど前に時間をかけて実験は行っていますが、納得のいく仕上がりではなかったこと、当時エッチングに関するまともな知識は結果的にほとんど得られなかったことから前回の方法は適切ではなかったのではないか?という理由からですが、実際調べてみるとマスクとして利用した乳剤が最適ではなかったこと、製版用として準備したフィルムをもっと適切な物として準備できる事、エッチング剤についても種類がいろいろあり使用する乳剤と合わせて選定すべき物である・・ということが分かってきています。またエッチングパーツ製作を受注する事業者がたくさんあることは工業見本市で知っていますが、原版製作は3万円から、最低発注枚数がある事などから、試作製作、小ロット製作としてもエッチングパーツの自作は必須という考えです。

■換気扇製作を実施

・レジン素材の旋盤加工時、製品の塗装時に発生する粉塵や溶剤の香り対策として窓取り付け型の換気扇を製作しました。窓取り付け型の換気扇の製作は今回で3回目になりますが、ドアとのはめ合わせ、なるべくお金をかけない・・など設計上面倒な要素が多く完成まで3日ほどかかりました。換気扇が無い場合、発生した粉塵がパソコンのCPUやグラフィックボードなどのファンから入り込み、交換するとけっこうな金額になる部品をダメにしてしまいますので必死でした。

■3Dプリンタの動作テスト

・すでに判明している状況を元に硬化物が造形テーブル側に得られない原因を精査し、出力側のアパーチャを再製作の上で動作テストを3回実施しました。結果的に造形テーブル側は硬化物は得られませんでしたが、投光側に紫外線硬化樹脂の固まりができており、外径が0.3ミリではなく3ミリほどあることから今回もアルミ製アパーチャを紫外線が透過してしまい大きな固まりとして投光側に接着してしまっているという状況のようです。いろいろ調べると工業用アパーチャはメッキやアルマイト加工などで光子の透過を防ぐ仕組みのようで、なにがしかの外注を行わなくてはならないようです。

以上がここ2週間ほどの流れになります。引き続きお付き合いいただけますよう心からお願い申し上げます。
▲こちらは5年ほど前にいろいろ実験した際に作った真鍮製エッチングパーツ。腐食時間が長過ぎたようです。

▲製作した換気扇。部屋が暗くなってしまわないよう明かり取りも工夫しています。