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製作進行報告・2017年3月31日
前回以降の進行状況の報告です。

315日以降ですが、花粉症の症状がかなり重篤なレベルになりましたが、まず筐体のチェンバー部と制御部を仕切る隔壁を取り付け、その後、マザーボード、12V電源、AC100Vインレット系、液送り・回収ポンプ・配管系を筐体に組込み、出力部系統の最終組み立てを実施し筐体に組み込みました。また筐体内の温度管理とチリホコリの侵入を防ぐ前方ドアも完成させ取り付けました(本来紫外線防護機能を持った板材を使用しなくてはいけませんがこのサイズでは10万くらいするため、市販のなんの機能も持たないオレンジ色のアクリル板を使用しています)

320日以降は、電気系統の通電テストを実施し、回路としての間違いが多く1週間かけて修正しては通電、修正しては動作確認をしました。これは私にアナログ電気回路の基礎知識な乏しいからですが、スイッチ、導通表示灯、ボリュームなどを直列回路で作ってしまうと電流電圧が変化してしまう訳で、肝心の照明や電動ファン、3Dプリンターなどのコントローラーに必要な値で電気がいかないという事が続発状態でした。また液送り・回収用のポンプの制御用コントローラもパルス電流化して照明等を制御する市販の回路キットが適正ではないことが判明し(激しい異音と不完全な制御曲線がある)やむを得ずメーカー純正のかなり高額なコントローラーを調達交換することになりました。また一部回路系統で電流が極端に流れ過ぎてしまいもう少しで配線系統に引火しそうになったため、あわせてマザーボード上の回路や配線を整理する予定です。

326日以降は、交換するポンプ回路の到着前に3Dプリンターの制御回路の動作確認の準備をはじめました。まず、回路へのファームウェアの書き込みを始めましたが、この辺はガジェットプログラミングの分野である訳で、こういう教育を受けていない私にはかなりの難関で、また制御回路メーカーの手引書はいい加減(英語)で、同じような事に取り組んだ日本人がいないのか日本語で詳しく説明しているページなどもネット上にみつからず、3日間朝から晩まで取り組んだあげく、私が陥っている問題の解決手順を親切に解説している海外の方のページにたどり着きなんとかファームウェアの書き込みを成功させました。

その後はプリント用のソフトウェアのセッティングに取り組んでおり、3Dプリンターの制御回路製造元の手引書の1番上に表記のあるプリント用のソフトウェアをダウンロードしてセッティングしようとしましたが、こちらもまた大変ややこしく手に負えない状態で苦しんでいましたが、製造元の3Dプリンター完成品のマニュアルを読んでみると、もっと簡易で完成度の高いソフトウエアを使用していることが判明し、現在セッティングを実施中です。以上がここ2週間の進行で、本来とっくに装置は稼動していなくてはいけないのですが自主開発3Dプリンターの完成に向けて辛抱強くがんばっています。

また、3Dプリンター自体の写真の公開は今回が最後になる予定です。今回はプリンターの外観とプロッター等の写真を掲載させていただいていますが、自主開発した出力部を含めいくつかの構造要素を取り付けていない状態で撮影した物になっています。理由は私が考案した出力系統が現在の3Dプリンター市場に存在していない方式の物であり特許が取れる可能性があるからで(課題意識を持っている技術者なら写真を見ればか仕組みを解析できてしまうため)、時間ができた時点で特許取得や特許を使った事業の可能性を検討してみようと思っているからです。もし、いろいろ調べた上で類似した物が出願されており特許が取得できない、私なり別の方が製品化して事業化しても不採算という結論になりましたら、オープンソース的に図面含めて世界のみなさんに公開する方針です。プリンターが完成した時点で出力系統の写真や出力稼動中の動画などをお見せするのが一般的だとは思いますが、こういった理由があることをご理解ください。出力系統は金属と透明部品の構成で『アイアンマン』のトニース・タークが造った何かのように絵的にカッコいいので毎日眺めています。

それでは引き続きお付き合いいただけますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。
▲装置外観。剛性過多ではと思いながら製作しましたが結果的によかったようです。
▲こちらはプロッター。逆さにして使用します。
▲電源系統では、漏電遮断が起き、さらにケーブル1本が燃えだしたので改善の予定です。